心が伝わるツマガリのギフトクッキーおいしさのヒミツ

砕くといえども粒ぞろい。

ヘーゼルナッツは、イタリア・シシリー産。そのなかでも信頼できる生産者がていねいに選別した、粒が揃った特級品だけを仕入れています。砕いてしまえばカタチは残らないけど、小粒や色の違うナッツは雑味のもとに。粒が揃ったものを使うことで、よりナッツ本来の味が際立ってきます。

砕きたてのフレッシュ感をそのままに。

ナッツといえば、あらかじめ砕いたものを仕入れて使うのが一般的。しかしツマガリではその日に使う分だけを、オリジナルの粉砕機でていねいに粉砕します。いま砕いたばかりのフレッシュなナッツだから、旨味も香りもとびきりなのです。

希少なバニラに魅せられて。

一口にバニラと言っても、その品質はピンからキリまで。ツマガリが使っているのは樹上で十分に成熟させたマダガスカル産の最高級品です。効率を求め収穫を急いだバニラには、青臭さが残るため使いません。完熟バニラだけの甘くやさしい香りをまとい、お菓子はいっそう洗練されるのです。

誰もがおどろく、贅沢すぎるレシピ。

バニラとオーガニックシュガーを１対１の割合で合わせ、寝かせること一ヵ月。じわじわとバニラのさやからエキスが染み出て、全体にいきわたります。完全にバニラが乾燥したらさやごと自社の粉砕機へ。常識破りのバニラの質と量に、聞いた人が皆おどろくツマガリオリジナルのバニラシュガーが完成です。

産地名にこだわるな、おいしさにこだわれ。

ジャムづくりは産地選びから始まります。生食でおいしくても、ジャムにしたときにどうなるか。さまざまな産地をジャムにして食べ比べた結果、現在はダントツにおいしかったモロッコ産を使用しています。産地名ではなく味にこだわれば、産地選びは終わりなき旅。「おいしいかどうか」ですべてが決まるのがツマガリ流です。

フレッシュを超えたフレッシュ感。

ジャムは職人がつきっきりで炊き上げます。大きな銅鍋と木ベラ１本、そして職人の腕だけが頼り。炊きあがると予熱で風味が飛ばないよう、即座に冷却していきます。こうしてできあがるジャムは、素材そのものを食べるよりも素材の味が深まっています。

日本人に合うチョコレート。

ツマガリが世界中から選び抜いたドイツ・リューベッカ社のクーベルチュール（※）。カカオの香りがくっきりと立ち、味わいはどこまでも濃厚。エグ味や苦みは一切ないのにしっかりとビター。日本人の繊細な味覚に合う、非常にバランスのとれたチョコレートです。

※

クーベルチュール・チョコレートとはカカオ分、カカオバターの含有量等についての厳しい国際規格をクリアした最高の製菓材料。カカオの香り、風味が強く、口溶けがよい。

ショコラみたいなクッキー。

最高級のクーベルチュールを砕いたものと、なめらかに溶かしたもの。チョコレートクッキーにはこの2つをたっぷりと混ぜ込んでいます。通常はショコラに使うハイランク品を惜しげもなくクッキーに使う理由は、ただシンプルに「そのほうがおいしいから」。本当かどうか、ぜひご自分の舌で確かめてみてください。

自然界の香りにかなうものはない。

オレンジの清々しい香りをお菓子に添えるため、辿り着いたのが香料も自社で作るという結論。いろいろな品種・産地を食べ比べた結果、選ばれたのがヨーロッパ産のバレンシアオレンジでした。フレッシュ感、複雑さ、余韻の心地良さ…どれをとっても人工では出せない、自然の香りに惚れこみました。

そこまでするだけの価値があるから。

作ったそばから香りは揮発するもの。だから生地に混ぜ込むところから逆算して作業を始めます。まず職人が白いワタを１枚１枚ナイフで削ぎ落とし、香りの純度を引き上げます。そして粉砕機に2度通してきめ細かいペーストに。ここまで手間をかける価値がある、鮮烈に香るオリジナルエッセンスです。